食品成分生まれの除草剤、謎のペラルゴン酸の力
どうも、今年は花粉の始まりが早い気がしますが早い分早く終わると信じてます、大文字和豊です
さて、今回は新しい除草剤を試したので記事にしたいと思います
ペラルゴン酸?
その除草剤がこちら、「おうちの草コロリ」です(殺虫剤みたいな名前・・・)
https://www.earth.jp/products/earth-garden-kusa-korori-spray-1000/index.html
以前にお酢からできた除草剤を紹介したのですが、これはまた違う食品成分からできています
ペラルゴン酸
なんか強そうな名前ですが・・・
ペラルゴン酸(ペラルゴンさん、pelargonic acid)は、9個の炭素鎖の末端にカルボキシル基を持つ飽和脂肪酸である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
??????????
まぁ何言ってるのかまったくわかりませんが、除草剤としての用途としては
動物に対する毒性が低い除草剤としても利用される[3]。植物に付着すると、表面より取り込まれ組織浸透過程で細胞壁を破壊し、細胞内pHを急激に低下させて枯死に至らしめる[3]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ということらしいです
要するに葉に直接かけないといけないということですね
この除草剤の特徴としては
- 食品成分生まれの除草剤だからお子様やペットのいるお庭でも安心して使える
- 地面に落ちている種の発芽を抑えるので効果が1.5ヶ月持続する
- かけた場所だけ枯らす
注意点としては
- 農薬ではないので農作物には使えない
- 草丈30CM以下の雑草に使用可能。伸びた雑草には効果が薄い
- ペラルゴン酸は土壌で速やかに分解されると書いてあるが、注意書きには散布した付近に有用植物を植え付けしないでください、と書かれている。花の近くに撒いて良いのか判断が難しい
といったところですかね
種の発芽を抑えるというのが特徴的だと思います
こういった子どもやペットにも安心みたいなことが書いてある除草剤が増えましたが、やはり売れ行きがいいのかもしれませんね
使ってみた
我が家で使ってみた結果がこれです
庭に生えている背の低い草に
スプレーして
しっかり液を拭きかけます
ちなみに消毒液のようなニオイがしました
そして、待つこと約一週間
本来は最速5分で枯れるとか即効性があると書かれているので1時間後くらいの画像を用意するところですが・・・
忘れました
一週間後・・・
期待通りの効果がでました
普通の除草剤とは違う色になって草が枯れています
なかなか良いですね、種の発芽を抑える効果もあるそうなのである程度持続性にも期待できます
まとめ
良いところ
- 食品成分なので安心
- ニオイはそこまで気にならない程度
- 背の低い草に対してしっかり効いた
- 種の発芽を抑える効果があり持続性も期待できる
良くないところ
- 草丈が伸びると効果がいまいち
- 農薬としては使えない
- スプレータイプは便利だが広い範囲には疲れる(シャワー型もある)
- 薄めて使う除草剤に比べると容量あたりの値段が高い
- 枯れにくい種類の草もある
個人的な感想としてはお酢を使ったタイプの除草剤より効き目はあるような気がしました
ただ、成分に「酢」と書けるインパクトと安全なイメージではお酢タイプが優秀ですね