プチ記事 安物HDMIという不具合の宝庫
どうもたまにはプチ記事書きます、大文字和豊です
最近、テレビやゲーム機、パソコンの接続によく使われるHDMIケーブル
これがくせ者で、パソコンの画面が映らない、ゲーム機とテレビを繋いだのに映らないなどいろいろなトラブルの根源となっています
なぜこんなにトラブルが多いのか?
HDMI(エイチ-ディー-エム-アイ)とは、主にテレビとハードディスクレコーダー、ゲーム機などの間を接続する際に用いられる、映像や音声などを1本のケーブルにまとめて送ることのできる通信規格の一種である。
Wikipediaより
昔は一般的だったAVケーブル(別名、三色ケーブル)では、映像と音声と音声の計3本のケーブルで接続されていました
それを今や1本のケーブルで4Kの映像と音声、さらに微弱な電気も流せるようになっておりとても密度の高い精密な物になっております
故に、ちょっとしたことで不具合が出やすくケーブルが原因のトラブルが多いというわけです
Wikipediaにも相性問題が起きやすいって書いてますしね
さらにHDMIの規格は早いペースで新しい物が登場しており、新しいテレビを買った時に前のケーブルそのまま使ったら不具合が出ることがあります
シミュレーションしてみる
私、最近欲しいなぁと思っているテレビがありまして
https://kakaku.com/item/K0001155734/
4KでHDRに対応したテレビがようやく手を出せるくらいの値段になりました
さて、このテレビで4KでHDRの映像を送るには対応したケーブルが必要で、HDMIのver.2.0aのケーブル、プレミアムハイスピードと表記のあるケーブルが必要です。ややこしいです
https://kakaku.com/kaden/hdmi-cable/guide_2211/
ここの解説めっちゃ分かりやすい、ありがとう価格ドットコム
というわけでこのようなケーブルを買う必要があります
https://kakaku.com/item/K0000979594/
繋ぐものが複数あるので、HDMIセレクターを使いたいからこれを・・・
https://www.elecom.co.jp/products/DH-SW21BK.html
と思ったら4K非対応なのでこれではダメ
ケーブルを壁沿いに配置したいのでケーブルを10Mに延長したいからこれを・・・
https://www.elecom.co.jp/products/AD-HDAAS01BK.html
と思ったら最大5Mまでなのでこれではダメ(リピーター機能搭載モデルなら大丈夫らしい)
問題が起きそうなこと一覧
- ver2.0aという規格が登場したのが2015年なのでテレビを買い換えた時に今使っているものを使い回すと高確率で適合しない
- 家電量販店で適当に安いケーブルを買ってくるとver2.0aでは無くver2.0であることが多い(ver2.0a対応品は値段が高め)
- セレクター、分配器、中継アダプタも対応する規格に注意が必要で長さ等の制限がある場合がある
- 安い粗悪品もある
なぜこんなにトラブルが多いのか?
もともと相性問題が出やすい上に、新しい規格が頻繁に登場しており、ケーブルの品質にもばらつきがある
さらにセレクターや中継器を使う場合は問題が発生しやすくなる
おすすめの対策
使う機器に応じて毎回きちんと規格に適合した品質の良いケーブルを買うと解決です!
でも・・・
高いの嫌ですよね
そこで私のおすすめとしては
信頼できるメーカーのプレミアムハイスピード(4KHDR対応)ケーブルを1つだけ買っておく、です
結局ここは高いの買うことになるんですが・・・絶対的に信頼のできるこのケーブルを後々安いケーブルを買ってきて画面が映らないなどの時に、ケーブルが不良かを調べるために使います
これで安心して怪しいメーカーの激安ケーブルを買うことができますね